診療について
診療について
はじめに
CT(コンピューター断層撮影)

MRI(磁気共鳴画像)

US(超音波検査)

超音波検査予定表(放射線科が関与する分のみ)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 消化器 | – | – | 消化器 | 消化器 |
PM | 表在 | – | 泌尿器(精巣含む) | – | 表在 |
IVR(Interventional Radiology)



RI(核医学検査)

核医学検査部門では放射性医薬品を用いた検査を行っている。静脈注射やカプセルで投与した放射性医薬品から放出されるガンマ線の計測、撮影を行い、放射性医薬品の体内分布から臓器の血流や代謝といった機能を評価している。
当院ではSPECT装置1台、SPECT/CT装置2台、うち1台は半導体検出器を用いた最新の機器を導入している。各科の協力のもと、脳血流、心筋血流、骨などの検査を行っている。また、外来でのヨード内服療法を行っている。
当院は核医学専門医教育施設に認定されている。通常の核医学検査だけでなく、AIC画像検査センターとの協力のもと、FDG-PETをはじめとしたPET/CT検査に関しても教育、研修が行える体制をとっている。
GI(上部消化管造影検査)

いわゆる「X線透視」です。バリウムを使った消化管造影検査が代表的です。内視鏡等の技術の進歩により出番は減りましたが、胃癌検診、消化器癌の術前評価や放射線治療中の病変評価などで今でも必要とされる検査です。また、消化管の透視撮影の技術は血管撮影・IVRの基本でもあり、「正しい透視の出し方」を学ぶことができます。
昨今は技師に任せきりになりがちですが、撮影と診断が不可分な性質があり、本来は医師も関わる必要があります。当科では放射線科医でも消化管撮影技術を継承し、上部消化管造影や注腸造影を自分できる放射線科医を育成しています。
<検査件数(当科で実施した検査件数)>
2018年度
上部消化管造影118件、注腸8件、小腸追跡造影8件、低緊張性十二指腸造影5件
2019年度
上部消化管造影57件、注腸9件、小腸追跡造影9件、低緊張性十二指腸造影2件
2020年度
上部消化管造影56件、注腸2件、小腸追跡造影2件、下咽頭造影1件


当院ではキャノン製Cアーム型X線TVシステムUltimaxを導入しています。任意の方向からの撮影を可能にしたCアームとデジタル平面検出器の組み合わせは非常に使いやすく、質の高い検査を実現しています。右は実際にこの機械を用いて撮影された胃角部の胃癌です。
2018年4月~2019年3月
小腸8、上部消化管117、低緊張5 注腸8 嚥下1
2019年4月~2020年3月
咽頭造影1、上部消化管56、注腸9,小腸造影9,低緊張十二指腸造影2、嚥下2
2020年4月~2021年3月
上部消化管造影55件、注腸2、小腸造影2、嚥下造影1咽頭1